ペーパーアートではかなり重宝をするサークルカッター
手では不可能な程、円を綺麗に切れるので紙を使った作品作りでは最早必須アイテムです
この記事では円を切る上で代表的なエヌティーの円切りカッター(写真左)とオルファのラチェットコンパスカッター(写真右)を実際に使用した私が比較し、それぞれのメリットとデメリットを挙げてまとめていきたいと思います
それではいきましょう!
NT 円切りカッターの特徴
まずはNTの円切りカッターの紹介です
かなり独特なフォルムをしており、最初はどうやって使うのか迷いそうですね

裏はこのようになっており、紙に穴を開けずに綺麗な円を切り出すことができます

真ん中の部分を調整すればこのように針も出すことができ、しっかりと紙を固定して切ることも可能です

裏にはこのように替え刃を収納するスペースもあります

刃はこのようになっており、刃の長さは自分で調節してネジで締めなければいけません
あまり出しすぎると切りにくいので慣れないうちは塩梅が難しいかも?

写真だとかなり見にくいですが、真ん中の部分に「△」の印があり、切りたい円の直径に合わせることができます
直径1.8cmから最大17cmまで切れるようです!

そして切った円がこちら
さすが円専用のカッター!むちゃくちゃ綺麗に切れます!
ちなみに2021年9月現在での値段はAmazonで1,296円でした
オルファ ラチェットコンパスカッターの特徴
円切り専用と言えば忘れてはならないのがコンパスカッターです
特にオルファのラチェットコンパスカッターは有名なので、私も購入して使っています

コンパスには大まかなメモリが付いており長いメモリ毎に円の直径が2cmずつ大きくなります
数字の表記やミリ単位のメモリもないので、微調整は定規が必須です
切れる円の大きさは直径1.6cmから最大22cmまでとなっています

刃はスライド式となっており、使用毎に刃の取り外しは必要ありません

こちらもNTの円切りカッター同様、専用のプレートを使えば紙に穴を開けずに切ることも可能です
・・・が、むちゃくちゃ滑りやすいので気を付けてください
また、このコンパスカッターの最大の特徴としてラチェット機能というものがあります
上部のハンドルを時計回りに回すと切り進み、戻すと刃はそのままでハンドルだけ戻ります
つまり、手首を無理に回転させなくても切れるんです

切った円がこちら
ラチェット機能は確かに便利な機能ですが、ハンドルをクルクル回すだけでは上手く刃に重心が乗らず、綺麗に切れないためコツは必要だと感じました
値段はNTの円切りカッターのおよそ半分の578円で販売していました
NT 円切りカッターのメリット・デメリット
それぞれ使用してみて私が感じたメリット・デメリットを挙げていきます

オルファ ラチェットコンパスカッターのメリット・デメリット

まとめ
こうやって比較してみると、それぞれメリットとデメリットがはっきり分かれましたね
こんな人にオススメ!というのを以下にまとめてみました
- お家使いを前提とした円切り特化ツールが欲しい人
- 紙に穴を開けたくないけど失敗したくないとき
- 持ち運びができる円切りカッターがほしい人
- 一通りの機能が付いているものを試しに購入する人
というわけで、是非サークルカッターを選ぶ際の参考にしてみてくださいね!
