紙で作品を作るときに皆さんはボンドと両面テープ、どちらを使いますか?
ボンドの扱いってちょっと大変;
テープは劣化しやすそう・・・
実は私もよくわからずにテープを敬遠したり、ボンドよりもいい接着剤がないかと探したりしていました
今回は私を含めたそんな方々のために、しっかりとお互いの特徴について調べたので是非参考になれば幸いです
とは言っても、ボンドにも両面テープも種類がたくさん
今回はコニシの木工用ボンドとニチバンのナイスタック両面テープに代表される酢酸ビニル樹脂エマルション接着剤とアクリル系感圧型接着剤を比較していきたいと思います!
特徴の比較
それでは早速見比べていきましょう!
特徴の比較が主観にならないよう、以下のサイトを参考にさせていただきました
ボンド商事株式会社 テープおまかせナビ モノタロウ コニシ:接着読本 コニシ:商品Q&A 共同技研化学株式会社:粘着テープについて
木工用ボンド | 両面テープ | |
![]() | ![]() | |
分類 | 酢酸ビニル樹脂エマルション接着剤 | アクリル系感圧型接着剤 |
用途 | 木・布・紙 | 紙、各種プラスチック、金属など |
接着時間 | 切削加工可能:1~2時間 完全接着:24時間 | 即時 |
接着力 | ◎ | ○ |
耐性 | 耐水性× 耐熱性△ 耐寒性△ 耐候性× | 耐水性× 耐熱性△ 耐寒性△ 耐候性○ |
劣化 | 紫外線△ 湿度× 熱△ | 紫外線○ 湿度○ 熱△ |
こうやって比較するとやや両面テープに分があるように見えますが、室内に飾る作品を想定しているならどちらも気にならないレベルかと思います
ボンドの耐熱性が△といっても60~80℃ですし問題なさそうです
また、両面テープにもボンドにも、水に強かったり熱に強かったりする商品があるので、お互いの弱点は用途に合わせて買えばこちらも問題なさそう
めちゃくちゃ調べたよ!!
まとめ
上記の表や私が調べた情報を総合的にみると、紙の作品を作る上での完成度や保存性に関しては誤差でした
つまり、結局は
どっちを使ってもいいよ!
という、しっかり調べた割にはなんとも味気ない結果に・・・
ただ、作業性に関しては両面テープの方が接着時間を考慮しなくて良い分仮止めの時間がなくやり直しがきかないデメリットがあります
正確に作るという点ではボンドの方が融通が利く部分が多いかと思うので、私は引き続きボンドを使って丁寧に制作をしていこうと思います!