ペーパーアートに必要な道具は以前記事で解説しましたが、実際に作るとなると
どんな手順で作るの?
道具はいつ使うの?
という方も多いと思うので、今回の記事では実際に新作のペーパーアートを作りながら手順をお伝えしていきたいと思います
それでは早速作ってみましょう!
デザインをする
まずどんな作品を作りたいのかをしっかりとデザインします
私の場合はInkscapeを使ってデザインをしていますが、複雑な作品を作るときなどは一度スケッチブック等に描くのもいいと思います
今回はサンドイッチをデザインしてみました

ちょっと作るのが大変そうですが頑張ります!
Inkscapeの記事はこちら↓

デザインを印刷する
デザインができたら次は印刷をします

このコピーしたデザインと一緒に紙を切ったり、配置の参考にしたりするためです
この時、一枚は貼り付ける際に配置の参考するために、絵を大まかに切り取っています

こんな感じです
台紙に貼る際に作品が歪んだら台無しになってしまうので、私はこの紙に合わせて配置します
他の余った絵は画用紙と一緒に切って大きさを合わせるのに使いましょう
画用紙を選ぶ
作品を作りながら使う画用紙を選んでいると結構時間がかかります
なので、予め作品に使う色の画用紙をピックアップしておき、いつでも使えるようにしておきましょう
今回は↓の画用紙を使います

モチーフを作る
私の場合それぞれのパーツが非常に小さいことが多く、作業台の横に置いているとすぐに紛失してしまうので、適宜切ったり貼ったりをしながら作品を組み立てています
今回はそれぞれの作業を分けて説明します
切る
いよいよ本格的に作品作りに取り掛かっていきます!
最初に印刷した絵を元に、紙を切っていきます
複雑な形を切るときに絵がずれてしまうということであれば、ドラフティングテープを使いましょう

見えない部分に関しては、のりしろが残るように適当な余白を残して切っています
また、切ったパーツの裏表がわからなくなることがよくあるので、私は裏にシャープペンシルで「×」を書いています

貼る
貼りつけはボンドで行っています
貼り付けに使う道具は現時点では万能ツールが最強だと思っているので、よかったら使ってみてください

ボンドは乾くと透明になりますが、光沢が出てしまうのではみ出したりうっかり別の場所につけてしまうと結構目立ちます
特に手についたボンドで作品が汚れることが多いので十分に注意しましょう
そして切り貼りしたパーツがこちら

立体感を出す
私の場合、立体感はスチレンボードとエンボッシングスタイラスを使って出しています
作品によってはモチーフ自体にスチレンボードを使って立体感を細かく出すことも多いのですが、今回は台紙とモチーフ(サンドイッチ)の間にスチレンボードを貼る際の説明をします
まずはモチーフの一回り小さいサイズのスチレンボードをカットします
この作品では2mmと3mmの厚さのものを使います
カットしたスチレンボードはこちら

スチレンボードはハサミで切ると断面がつぶれてしまうのでカッターで切るようにします
作品の裏に隠れて見えなくなってしまうので、形はおおまかで大丈夫です

切ったものをモチーフにボンド付けしました
後は最初に切り抜いたコピーをガイドにして、台紙貼って・・・

これで完成!



裏にはマグネットを貼って好きな場所にくっつけられるようにしました

この作品ではエンボッシングスタイラスを使いませんでしたが、使い方については別の記事で書いていますのでまだ見ていない方は見てみてくださいね


以上、私が作品を作る際の手順でした
少しでも作品作りの参考になれば幸いです
なんでサンドイッチを作ったのかというと、
最近話題のClubhouseを作ってみたかったからです
いやクラブハウス違いやーん!
モチーフとしては少し難しかったと思うので、最初は簡単なデザインからやってみてくださいね♪
見ていただいてありがとうございました!