いろんな作家さんやお客さんから刺激をいただける即売会ですが、最近はなかなか外に出にくいご時世になってしまいました
かくいう私もせっかくデザインフェスタに当選したのに泣く泣く見送ることに・・・
即売会に参加できるのは一体いつになるのでしょうか・・・
そんなとき
おもしろそうなイベントあるよー!
と、ハンドメイド仲間のmameさんがまたもや新しい情報を提供してくださいました!
エンボッシングスタイラスの情報もありがとうございました!
サービスの名前はpictSQUARE
このサイトを利用すればなんと家に居ながら即売会に出展・参加できるのです!
今日はこのpictSQUAREについて、ハンドメイド作家の視点でメリットや注意点を紹介したいと思います!
pictSQUAREとは
pictSQUAREはオンラインで即売会に参加できるサービスです

- PCかスマートフォンがあればOK
- イベント会場ではアバターチャットが可能
- お店やアバターの外観を自由に変更可能
- 各種通販サイトと連携可能
- 誰でもイベント開催が可能
イベントのイメージがつかみにくいと思いますが、YOUTUBEでイベントのイメージが上がっていたのでこちらに載せたいと思います
RPGゲームみたいでおもしろそう!
さながらゲームのお店で本当に買い物ができるという感覚に近いかもしれません
ちなみにアバターの操作はもちろんコントローラー等なくても大丈夫ですよ!
pictSQUAREを使うメリット
私が考えるハンドメイド作家さんにとってのpictSQUARE参加メリットは以下の通りです
- 金銭的なハードルが低い
- 時間に縛られにくい
- リアルタイムで交流ができる
- イベント参加実績ができる
- 作品を広めるプラットフォームが増える
それでは一つずつ解説していきます
金銭的なハードルが低い
pictSQUAREはまずサークル参加費が安いことが大きなメリットとして挙げられます
pictSQUAREのイベントではほとんど550円~1000円がサークル参加費の相場のようです
他のイベントではブースレンタルだけで最低1万円以上だったのに安い!
一般参加者の方は参加無料のイベントばかりなのも嬉しいですね♪
また、オンラインイベントですので宿泊や移動などの旅費がかかりません
時間に縛られにくい
もちろんリアルタイムなのでイベントの時間は限られていますが、ほとんどのイベントが10時間以上開催しています
さらに、出店者は申し込みの段階でお店の情報を設定するため最悪当日いなくても問題ありません
リアルタイムで交流できる
やはり即売会などのイベントのメリットはリアルタイムでお客さんや作家さんと交流でき、実際の盛り上がりを感じられることだと思います
でもイベントの時間が長いと盛り上がるタイミングってわからないんじゃ・・・
と思うかもしれませんが、イベントによってはコアタイムを設定しているものも多く、主催者の「この時間に盛り上がってほしい」という時間がわかります
できるだけ人がいる時間にインすることでより積極的にアピールしましょう!
イベント参加実績ができる
こちらのメリットに関しては以前にも記事で少しだけ紹介したことがありますが、参加実績は作家の信用度に繋がります
家でしか活動をしたことがないという作家よりも、多くの場所で活躍している作家の方が購入された実績も多く、取引に関するノウハウがあるんだろうなと想像すると思います
でも、参加しようとしているイベントって全然知名度がなさそう・・・
と心配する方もいると思いますが、どんなに大きな規模のものでもあらゆるイベントについて詳しいお客さんはそもそも少ないです
規模や知名度に関わらず、あなた自身の経験を増やしお客さんの信用を獲得しましょう
作品を広めるプラットフォームが増える
多くの人に認知してもらうという点では、このpictSQUAREの利用も選択肢に入ってくると思います
また、オンライン即売会という他のSNSにはないサービスをできるため、その利用価値は高いといえます
ちなみに私が利用しているプラットフォームのリストも挙げておきますので参考にされてください
こうやって並べると多いなー・・・
pictSQUAREの注意点
ここまでpictSQUAREを使うメリットだけを紹介してきましたが、実際に登録をしてみて感じたマイナスポイントもあります
利用を検討している人のためにも赤裸々につづりたいと思います
- 出店に必要なデータが多い
- 参加したいイベントがあるとは限らない
- 一般参加者数は主催者の知名度に依存する
- イベント会場の雰囲気の好みが分かれる
- UI(ユーザーインターフェース)が煩雑
では一つずつ解説していきます
出店に必要なデータが多い
とはいいつつ、実は最低限必要なデータはそこまで多くありません
問題はどこまでこだわるかです(笑
出店に際し自分で変更できる画像データを挙げてみます
- アバター画像
- 店舗外観画像
- サークルカット
- おしながき
このうちアバター画像と店舗外観画像とおしながきは用途がかなり限定的なので、pictSQUAREのために画像を新たに用意しなくてはいけません
店舗外観とサークルカットだけではありますが、ビフォーアフターを用意したのでご覧ください
↓ビフォー

↓アフター

お店にはビフォーでわかるように壁や机がありますが、アフターの画像に差し替えると見えない壁・見えない机となります
アフターも画像の上で物が浮いている感じがしてちょっと変・・・
障害物のことも考えて画像を作成するのって大変そうだなー;
見た目の華やかさと代償に、最初は初期設定にかなり労力をつかうかもしれません
参加したいイベントがあるとは限らない
実はこのpictSQUAREというサービスは株式会社GMWという会社が展開しているサービスの一つなのですが、他のサービスは男女のカップリング好きユーザーのためのものが多く、かなり同人色が強い会社だといえます
その影響もあってか、開催しているイベントもやや身内イベントや同人作家の二次創作系イベントが多い印象
もちろん特に同人に興味がないハンドメイド作家が参加可能なイベントもありますが、そもそも純粋なハンドメイド作家に向けたプラットフォームではないということは考慮した方がいいかもしれません
「オンラインで行うコミックマーケット」というイメージの方が近いです
イベント規模は主催者に依存する
イベントの主宰は会社ではなく、あくまで個人です
つまりサークルまたは一般参加者数に関しては主催側の集客力に依存します
イベントの一覧を観てみると出展数が3つ程のイベントもあれば、100以上あるイベントもあります
参加したいイベントが見つかったとしても、いざ参加してみるとそもそも全くお客さんが来ないイベントだった・・・となる可能性もあるかもしれません
出展に際してのサービス利用料550円は必ずかかるようなので、その点はご注意した方が良いと思います
イベント会場の雰囲気の好みが分かれる
こちらに関しては冒頭でも紹介しているので、なんとなく雰囲気がわかると思います
先程も伝えたようにもともと同人作家向けのサービスであるため、あえてゲームのような雰囲気にしているのかもしれません
が、やはりハンドメイド作家の方はこの雰囲気に馴染みがない人も多いことが予想されるためこの雰囲気は敬遠されそう;
VR等の最新の環境が必要ないことにメリットはありますが、
「オンラインで即売会ができる画期的なサービス」に「レトロゲーム風な雰囲気」は時代錯誤感が否めません
UI(ユーザーインターフェース)が煩雑
登録作業を一通り行った私の感想は、とにかく出店までの登録がわかりにくいということです
イベント参加の前にお店の情報を登録しようと思っていたら「ストアコード」なるものを求められ、それを取得するには自家通販サービスのpictSPACEという新しいサイトに登録しなければならないとのこと
言われるがまま登録すると、今度は販売する作品の登録が必要だと判明します・・・
やってられっかー!!!
作品数が多ければ多いほど面倒な登録は、正直minneとCreemaだけで十分だと思っています
作品の管理が大変になりますしね
なんとか外部のサイトと連携できないかといろいろ調べていたら、pictSQUAREのイベント参加申し込み時に出てくるに出展区分を「その他の通販サイト」に設定するだけでした
とはいえ、オンライン店舗の設定に関するアプローチがpictSPACE側にもpictSQUARE側にもあり、さらにpictSQUAREにも「アバター設定」「テスト出展設定」「イベント参加申し込み」などの選択肢があるためどこから設定を行えばよいのかわかりづらい点は、新規ユーザーにとって大きな参入障壁となると思います
新しく参加しようとしている方はpictSQUAREの登録だけにとどめておく方がオススメです
まとめ
いかがだったでしょうか
オンラインで即売会が行える画期的なサービス「pictSQUARE」は大きなメリットもありますがまだまだ発展途上な印象です
個人的には、
登録しておいた方がいいと思うけど、全員にはオススメできないかなという結論です
まとめた注意点に関しても少しずつ改善していけば、オンラインでの即売会ももっと盛り上がるかもしれませんね
とはいえ、実は私もpictSQUAREでのイベント参加を既に申し込んでおります
日が近くなったらまたこちらでも告知させてください^^
もっと認知されて一般参加者が増えてくれると嬉しいな!
ではまた!